げいるの脳内廃液処理場

管理人げいるの脳内で日々作り出された世迷い言、どーでも良いこと、個人的なメモとして使ってまいります。
一応ツッコミ機能などもムダに装備していたり。

ここに記載されていることは、かなりの勢いで個人的フィルタや個人的バイアスがかかっていますので、全てを鵜呑みにすると危険です。

※2005年1月1日〜2005年8月31日のデータは消えてしまいました。ごめんなさい。
※「最近更新してないなぁ…こいつ生きてるのか?」と思われた方はこちらのTwitterこちらのTwilogをご参照ください。

2006/04/29(Sat) [長年日記]

EWI三昧〜(挨拶)

寝ても覚めても練習練習。

つーか寝てる間にはムリです。

分析。

幅の違い。今まで使用していたEWI3000は外部音源だったこともあり、コントローラ自体は非常にコンパクトにできていて、必要な部分以外はそぎ落とした感じの作りだったのに対し、EWI4000sでは音源内蔵ということもあって、昨日の画像のように、かなり大きさに差が出ている。

中でも慣れるのに大変そうなのが、その幅。右が3000、左が4000s。1.5倍ぐらい違う。一応、4000sでは手の側が斜めにカットされているため、フィーリングに差が出ないようにはしているようだが、右手(下側)の違和感がちょっと大きい。特に右側面(人差し指と中指部分)にボタンが2つ増加しているため、ちょっと意識してしまう。そのせいか、K5'(人差し指上の半音上げキー)がちょいと触りづらい。ファの押さえをしながら人差し指の脇でK5'を触ってトリルする癖があるのだが、ちょっとやりづらかった。

また重さの違いには結構な違和感があるので、これは慣れるまでちょっと大変かな。電源に乾電池を使っている場合は特にそう感じる(単3×4本)。しっかりスリンガーの長さを調節しないと、左右の親指に結構な重みが掛かってきてつらい。

左手アースプレート。ただ、悪いばっかりじゃなくて、左手のオクターブローラー脇にアースプレートが装備された。今までは右手親指のプレートしかなかったため、演奏中に右手を外して機械をいじるという芸当ができなかった(アースが取れなくなり、左手のキー状態に関わらず違う音が出てしまう)のだが、これができるようになったのは楽で良い。…とは言え、プログラムチェンジなんかも本体でできるので、あんまり右手を外すことはなくなった気もするが。

更に、チューンが途中で変わらないというのも特筆すべき点。Aの周波数がデジタルで変更可能というのもGood。今まではアナログボリュームで調整していたので、どうしてもチューナを使う必要があったが、そういう意味では楽。440→442とかも簡単に移行可能。

さらにさらに、タッチセンスの速度の変更ができるのもかなり良い感じ。触ってから反応するまでの時間を変更できるので、ミスノートが出づらくすることが可能(その分鈍くなるので早いパッセージに対応しきれなくなるが)。…とは言え、そんなミスノート出すようじゃ練習が足りないということなんだけども(笑)。

そんな感じで。

ザザっと気になった点をピックアップしてみたわけだが、総じてみればEWIの集大成という感じでなかなか良い作り。セッティングが楽だし重い機材を運ぶ必要もなくなったという点で秀逸。

ただ、どうも不具合が発生することがあるようで、俺のも1回発生した。一応リセットで治るのだが、演奏中に出ると怖いな。今回発生したのは設定中だったので問題ないけど、舞台上でなったりしたらヤな感じ。ま、様子見で。

ああ。

今日ちょっとパンヤやったけど、やっぱりコンスタントにやってないとボロボロです。でした。GW中はイベント盛りだくさんのようなので、ちょこちょこログインしようかな、と。

そんなこんなで今日はおしまい。


げいる <gale{at}studiotsc.com>