げいるの脳内廃液処理場
管理人げいるの脳内で日々作り出された世迷い言、どーでも良いこと、個人的なメモとして使ってまいります。 ここに記載されていることは、かなりの勢いで個人的フィルタや個人的バイアスがかかっていますので、全てを鵜呑みにすると危険です。 ※2005年1月1日〜2005年8月31日のデータは消えてしまいました。ごめんなさい。
※「最近更新してないなぁ…こいつ生きてるのか?」と思われた方はこちらのTwitterかこちらのTwilogをご参照ください。
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2006/03/05(Sun)
■ あはははは。
風邪、だいぶ良くなったかも。寝てたから!(挨拶)
■ 昨日・一昨日のssh攻撃なおバカさん。
211.137.77.62、59.139.20.35、68.35.21.96、220.194.55.96、70.84.121.250、61.167.33.238、211.157.108.223。
■ 今日は今日で。
部屋の更新が来月になるので、必要書類を貰いに実家へ。毎回毎回思うことだが、町並みがだいぶ変わってしまっておるのぅ。
で、だ。身内的な話なのでどうにも恥ずかしいっちゃ恥ずかしいんだが、もう住める家じゃねーな。両親離婚してから親父だけ(最近弟も戻ってきたが)になってからっつーもの、しっかり掃除もしてなけりゃあんまり居ないってこともあるのかもしらんが、朽ち放題じゃねーか。縁側もベランダも出れたもんじゃない。どっかから建築ゴミを庭に投げられていてもそのままですよ。もうダメだな。
バイオリンを救済しようとしたのだが、やっぱり放置期間が長すぎた。弓はバッチリ切れまくってるわ、駒は歪みまくり、魂柱が倒れてる。ということで、サルベージ断念。
■ Rubyですね。
つーことでどう考えても名指しされてるので(笑)反応してみる。
全く問題ございません。…と言いたいんだけど、Railsはちょっと待って。全然判ってないから
このエントリ見て思ってたんだが、最近あんまりスクリプト書いてない。書いたとしてもほとんどがbashスクリプトでRubyはおろかPerlもPythonも書いてないからだいぶ忘れちゃってるわけで。一番ダメなのは、何か書かなきゃならないときに入門書を読まずに必要なときに辞書的に読んじゃって終わってしまうのがいかん。その場は解決できるが根本的な知識に結びついてないんだなこれが。更にはいつもほとんどone-linerということもあって、言語のデザインに則った構造書式っつーか、これぞRubyの書き方!的なものが判ってない。
とはいえ、Rubyは他にやった言語より個人的にとっつきがすごく良いので、これを機にしっかり染まって参りたい所存。けど、Railsは(以下略
■ んで、qmail。
他にもqmailのエントリがあったので反応してみる。
そうなんだよな…。qmailって(つーかDJBのもの全部か)確かにセキュアなのかもしれないし、基本構造も他のと比べて毛色が全然違うけど慣れるとすごく楽(慣れるまでは違和感ある)なんだが、いかんせん本体のバージョンアップが完全に停止している。しかもDJBの方針だか知らないけど、最近では当たり前だと思われるようなやりたい機能の搭載が全くない(たとえばローカルロケールでのタイムスタンプとか、APOPとかSMTP Authなんかもそうか)ので、結局はパッチに頼らざるを得なくなり、不整合やパッチの管理が大変。正直自宅のサーバに何のパッチを当てたか、あんまり覚えてない。
とは言え、設定の書き方とかは非常に楽でこれに代わる物が見当たらない。PostfixはどちらかというとSendmail寄りだし…って毛嫌いするのもそろそろ潮時なのかな。
新宿出たときにオライリーのPostfix本があったのでパラパラめくっていたのだが、今ちょっとやる余裕がなかったので購入はしなかった。来月入って落ち着いたら少し考えよう。
2008/03/05(Wed)
■ mixiその2(中編)。
昨日に引き続き。かなり大きな問題になっているようで、再検討が入った様子。でも「『ユーザに著作権はある』等を明記する」ということに留まっていて、これはかなりな見当違い。
他のマイミクさんの反応なんぞも見たりしたのも踏まえた上で、私なりに本件の問題点を挙げましょう。ずばり3つだと思う。
- 使用範囲が曖昧であること
- 著作者人格権の放棄を強要していること
- 過去に遡ること
まずは『使用範囲が曖昧』。実は、mixi内部では改変・引用はザラに発生しています。例えば、写真をアップすれば縮尺変更が行われますが、これは改変に抵触する可能性がある。また、ニュース記事に対する日記を書けば、そのニュースに引用が貼り付けられる。頒布の定義を自動公衆送信化権と同一とみなした場合、サーバ上で保持し表示することは頒布として見られなくもない。
これらはすべてmixi内で行われているからこそ今は問題にならず、またユーザのコンセンサスも取れているわけです。が、今回追加され明記された条文には範囲記載がない。従って、mixiというSNSサイト外への展開についても何ら制限がされていない。これでもこの条文に納得できますか?
続いて『著作者人格権の行使放棄強要』。訴訟回避手段としては間違っていません。が、同一性が保たれない危険性がある状態のまま、譲渡も委任もできない人格権の行使まで剥奪されるのはいかがなものか。さらに3点目の『過去に遡る』のが引っかかってくる。施行後に書き込んだものは、ユーザの同意を得たものとして行使放棄を設定するのはまだ判るんだけど(ユーザの暗黙の同意を得たとされるだろう)、施行前の書込みに対してまで遡ると「同意前のコンテンツを著作権の共有(非独占的利用)によってmixi側が勝手に処置した内容」が訴追できなくなります。要は『同意の後付け』です。
miwaponからの突っ込みがあった件ってのは、多分これのことだよね?斜め読みした感じでは、同じような現象があったようですな。途中からいきなり増えて、かつ「そんな大きな改変ではない」と言い張った、みたいな。米国では修正を掛けているけど、日本では掛けずに規定ではなくQ&Aで補則…みたいな。ほぼ同じと言っていいのかな?
つーわけで、今まさに改変検討をしているらしいので、ここら辺で止めておきますが、最悪の場合を考えて過去の日記等をチェックしておくことは引き続きお勧めしておきます。
多分、改訂版が再度出たら完結編を迎えるかな?
げいる <gale{at}studiotsc.com>
→ TaKuBo [なんでも「おーらいおーらい」で出来る時代じゃなくなってきちゃってさ。mixiだってβ版なのに株式なんて公開しちゃって..]
→ げいる [どうした、TaKuBoのテンションのほうが気になるぞw ま、確かに性善説でことを進められる状態じゃなくなってきたって..]